【玄米の炊き方 土井善晴レシピ】
玄米ってどう炊くといいのか悩んでしまいませんか?
普通の白米のように炊くと硬くて食べれないって聞いたこともあるし…
玄米には栄養が豊富に含まれているから白米より「玄米を美味しく炊きたい」って思っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、土井善晴さんがおススメ教えてくれた「玄米の炊き方」をご紹介します。
玄米の炊き方 土井善晴レシピ
玄米の炊き方 洗い方
玄米の表面の薄皮は、防水膜の役目を果たしています。
そこで、この防水膜に傷をつけることで吸水効率が向上し、パサツキ感を抑えることができます。
玄米を正確に計量してから洗いましょう。
180㏄の計量カップに玄米を口いっぱい入れ、カップを左右にゆすって平らにします。
これが1合です。
うまく平らに出来なければ、箸を使って、カップのフチに沿って、ふくらみをそぎ落とします。計量カップすりきり1杯が1合分です。
- ボウルに重ねたザルに、軽量した玄米を入れ浄水器を通した水または、ミネラルウォーターを入れ軽くかき混ぜたら、水を捨てます。
- ザルの中の玄米をこすり合わせるように100回ほど研ぐ。ザルの網目に玄米を擦りつけて、やや強めにゴシゴシと音を立てながら、研ぎます。胚芽が取れない程度に玄米同士をこすり付けて玄米表面に傷を付けるように洗います。
- 100回ほど研ぐとボウルの底にとぎ汁がたまるので、水道水を注ぎ2〜3回かき混ぜ洗い流します。この工程を2回行います。
- といだ玄米の表面に傷がついているか、確認する。
玄米を数粒指にとり、玄米同士を擦りあわせ玄米同士が引っかかり、ザラザラとした感じなら研ぎ終わりです。玄米同士がツルツルと滑ってしまうようならまだ研ぎが足りない状態ですのでもう少し玄米同士をこすり洗いましょう。
玄米の炊き方 給水
洗い米は、笊に上げてそのままにしていると、乾燥して割れ米になります。ポリ袋で必ず冷蔵庫。 ( 夏30分冬50分が目安)
保たせることが目的ではありませんが、
2日くらいは大丈夫です。 「きれいな水」で水加減したら「すぐに炊く」が、大事です。
ちなみに雑穀を混ぜてもやり方は同じ。— 土井善晴 (@doiyoshiharu) August 15, 2014
- 玄米を翌日に炊く場合は、ボウルにといだ玄米を入れ、かぶるくらいのミネラルウォーターを入れ、ひとつまみの塩を加え一晩置いておきます。
洗った玄米をすぐに炊かない場合は、水を入れずに洗った玄米をポリ袋に入れ冷蔵庫で保存します。
玄米の炊き方 水の計量
水につけて寝かせた玄米を炊飯器に入れ白米の水分量にあわせます。
通常は、白米を炊く場合に比べ玄米を炊くときは水分を1割くらい増やしますが一晩水につけているので研ぎ方がしっかりとしていれば十分にお水をすっているので白米を炊くときと同じ水分量で大丈夫です。
玄米を洗ってすぐに炊きたい場合は、白米の1割~2割り増しの水分量にします。
玄米の炊き方 炊飯
玄米モードのある炊飯器では玄米モードで炊きます。
玄米モードの無い炊飯器の場合、白米ラインまで水をはり普通の炊飯ボタンを押します。
炊飯後は、1時間ほど触らず蒸らします。
炊飯直後は水っぽい感じなので美味しい玄米ご飯を食べたい場合、良く全体を混ぜ1日保温し、翌日に食べると美味しい玄米ご飯に変化しています。
多めに炊飯をして保温しておくと良いでしょう!
ずっと保温しておくことに抵抗がある方は、1食分ずつラップでくるんで、冷凍保存し食べる時に電子レンジで加熱すると良いでしょう。
まとめ
玄米は、表面に防水膜があり水が浸透しずらく白米のように研いで炊いてしまうとパサついたご飯になってしまいます。
洗う時にこすり合わせ表面に傷をつけることがポイントです。
またお水を一晩給水させることも美味しくするコツです。
炊くときは、給水時間が長い分水分量は白米と同量の分量が目安になります。
是非参考に美味しい玄米ご飯を炊いてください。